2020年に公開された「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」は、ロングランヒットを記録したあのスーパーエンタテインメントショー「滝沢歌舞伎」を映画化した作品です。ジャニーズ事務所がプロデュースし、日本のスーパースター・滝沢秀明が監督を務めた、ドラマとダンスが融合したこの話題作品は、ほぼ全シーンがステージ上で撮影されました。しかし、そこには、今まで経験したことの無い課題があったとTRINITY(トリニティ)オペレーターの木村太郎さんは語ります。
「舞台上での撮影は何度か経験があったのですが、歌舞伎のような伝統的な舞台は初めてでした。TRINITYは、ひとつの演目をカットを割らずに長回しで見せたいという滝沢監督の要望を叶えるには最適の機材だと思いました」
豪華な衣装とダイナミックなアクション、流れるような身体の動きで伝統的な舞台を現代風にアレンジしたこの映画は、ステージパフォーマンスと映画の新時代を切り拓きました。